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防犯アドバイス(2)

 

振り込め詐欺にご注意!

 

平成19年中、愛知県下だけでも「振りこめ詐欺(恐喝)」事件の被害額は14億9977万円、被害受理894件が犯罪組織等に流れており、犯行ツールの準備のため、預貯金口座や携帯電話端末の詐取、住民基本台帳カードや運転免許証等身分証明書の偽造なども行われ、これを防止するための法整備やシステム開発、犯罪捜査等に膨大な経費がつぎ込まれ、その経済損失は測り知れません。

 

1.振り込め詐欺ってなに?

昨年、被害に遭われた方に振り込め詐欺を知っていたかどうか聞いたところ、約3割の方が知らなかったと答えています。

振り込め詐欺は、昨年から、税金などの還付手続きを装ってATMを操作させ現金を騙し取る還付金等詐欺が追加され、次ぎの4つを呼ぶことになりました。

 (1)〈オレオレ詐欺〉

電話を利用して、親族、警察官、弁護士等を装い、交通事故や痴漢行為に対する示談金等を名目に現金を口座に振り込ませるなどの方法により、騙し(脅し)取る詐欺です。

 (2)〈架空請求詐欺〉

郵便、インターネット等を利用して、不特定多数の者に対し、有料サイトの料金が未払いであるなど架空の事実を口実とした料金を請求する文書等を送付して現金を口座に振り込ませるなどの方法により騙し(脅し)取る詐欺です。

 (3)〈融資保証金詐欺〉

実際には融資しないのにも関わらず、融資をする旨の文書等を送付するなどした上で、融資を申し込んできた者に対し、保証金等を名目に現金を口座に振り込ませるなどの方法により騙し取る詐欺です。

 (4)〈還付金等詐欺〉

税務署や社会保険事務所等をいつわり、税金の還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、口座間送金により現金を騙し取る詐欺です。

※愛知県瀬戸市で今年に入り、医療費や保険料などが還付されると電話をかけ、無人のATMコーナーに誘い出して現金を振り込ませる還付金詐欺が相次いで発生しています。

※確定申告時期に合わせて、名古屋国税局や税務署の職員をかたり「所得税の還付金がある」と言って現金をだまし取ろうとする振り込め詐欺の電話が相次いでいます。実際に100万円と40万円を振り込んでしまった人もいますので注意して下さい。

 

2.振り込め詐欺の特徴

●不正に入手した預貯金口座や携帯電話が使用されるため、犯罪の匿名性が高い

●オレオレ詐欺では、装う子供や孫の本人に連絡させないなどのため、事前に携帯電話番号が変わったとの連絡をしてくる場合が多い

●さまざまな理由をつけて被害者を何度も騙し、振込みをさせ、複数回にわたり多額の現金を騙し取る。

●口座凍結措置をされないためにATMの前まで来ないと口座を指定しない場合や架空請求詐欺や融資保証金詐欺などではエクスパック等を利用して私設私書箱等の指定場所に現金を郵送させたり、バイク便に取りに行かせる場合があります。

 

3.振り込め詐欺の発生状況

昨年の愛知県における振り込め詐欺の発生件数は、894件、被害額は、約14億9900万円で、一昨年はそれぞれ、693件、約9億4千万円と一旦減少したものの昨年は再び増加に転じています。平成17年は1066件、約13億2千万円、平成16年は2118件 、約21億1千万円と県内でも多発しました。

全国的な被害額では、平成16年、約284億円、平成17年、約252億円、平成18年、約255億円で、平成19年は約251億円と総計で1千億円を超えています。

 

4.振り込め詐欺に対する検挙活動

愛知県警察では、昨年来、神奈川県警察などと合同捜査を展開し、民事訴訟取り下げ費用を名目とした架空請求詐欺グループ20名を検挙し、全国で600件以上、8億円を超える事件を解決したほか、岐阜県警察と合同で税金の還付を名目とした還付金等詐欺を検挙しています。この事件は同種手口により全国16県で、被害約80件、被害総額1億円にも及んでいます。

 

5.振り込め詐欺に対する被害防止活動

警察は、金融機関等に対して、多額な振り込みをしようとする人に対して積極的に声かけをするよう働きかけたり、防犯協会や銀行協会等関連機関とも連携を密にし、注意喚起のための防犯ポスターや防犯ステッカー等の作成配布をするなど被害拡大の防止活動を検挙活動と並行して実施しています。なお、これまで被害に遭われた方々が現金等を送付した宛先や犯人の使用した電話番号については、愛知県警のホームページアドレス(http://www.pref.aichi.jp/police)に掲載されていますので、送付や振り込みをする前にご確認ください。

 

6.被害に遭わないためには

この振り込め詐欺は、いつあなたの身近で発生するかもしれません。次の点に注意しましょう。

 

◇ 振り込むように電話があったら、振り込む前に必ず事実を確認するか誰かに相談する。

   〜「確かめよう 電話の声より本人に」〜

 

◇ 身に覚えのない請求や根拠のハッキリしない請求は無視する。

 

◇ 正規の業者が融資の前に保証金などの名目でお金を振り込ませることはありません。

「お金を振り込んで!」といわれたら、振り込まず、詐欺を疑って、警察署、交番・駐在所にすぐ相談をしましょう。

 

皆さんの間で「すぐに振り込まない」「ひとりで振り込まない」を合言葉にお互いに注意してください。

 

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